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猫のフィラリア予防を是非行ってください!
情報掲載日 2013/09/03
最近、日本だけではなく世界中で「猫」のフィラリア症の
報告や、新しい検査・治療・予防の情報が入ってくるようになりました。
フィラリア症は、犬だけでなく「猫」「フェレット」にも起こります。犬の発生率の20%ですが、犬の感染率の高さから考えると多くの猫とフェレットに感染していると考えられます。
世界フィラリア症研究会も、2012年に「猫のフィラリア症」のガイドラインを発表しました。

蚊によって、猫に感染した未成熟な幼虫が重度の炎症性の
呼吸器病を引き起こすのを、「第1期」といいます。
未成熟虫が、肺動脈と肺に急性炎症が起こります。
その結果、
「猫喘息」「アレルギー気管支炎」と同じ
咳・呼吸困難を引き起こします。
これを、「HARD=犬糸状虫随伴呼吸器系疾患」と呼びます。
猫喘息やアレルギー性気管支炎と診断されている猫さんの中に、
実際は猫フィラリア症が多く含まれていることがわかってきたのです。
成虫になった、フィラリア虫体が肺動脈内で死滅する時、
肺に炎症と塞栓症を引き起こし、致死的な呼吸困難・突然死を
引き起こすのが「第2期」です。
「第3期」は、慢性期で、咳・呼吸困難・食欲不振・元気喪失・原因不明の嘔吐・体重減少を引き起こします。

このように、猫のフィラリア症は犬とはまったく異なる症状を引き起こし、多くのものが別の病気として誤診されているのが現実です。
20センチもある、フィラリアは、猫では1〜数隻しか寄生できませんが、心臓が小さく激烈な免疫反応が起こるため、症状は激しく、死にいたることも多いのです。
また、猫を室内だけで飼われている飼い主さんも多いですが、
フィラリア症と診断された猫さんの25%は完全室内飼育です。
ですから、外に出る猫さんも、室内で飼っている猫も蚊に刺されないことは無いですから全て予防の対象になります。
フェレットも同じです。

このように、猫やフェレットのフィラリア症は、重度の
症状を引き起こし、診断が難しいため「予防」をすることが
犬さん以上に重要になってきます。
昔は、錠剤しかなくて予防を続けられない方も多かったのですが、最近になって「スポットタイプ」という背中に垂らすだけ
でOKな非常に簡単で安全な新しい薬が発売され、飼い主も
安心して予防を行うことが可能になってきました。
6月〜11月下旬の6回で完全に予防できます。
予防を始めるに際しての検査は、「身体検査」のみ。
犬のような血液検査は必要ありません。

当院では、上記の事実と問題意識からより積極的に
猫とフェレットのフィラリア予防に力を入れることにしました。
月・火・水=午後4時〜5時は、佐々木由枝獣医師による
「猫特別外来時間」です。きめ細かく気を使って、大切な
猫さんにストレスをかけないように「フェリウエイ」という
猫の友好ホルモンを診察室に満たして、犬さんと一緒にならないような診察を行っています。
是非、猫とフェレットのフィラリア症予防にいらしてください。

幸せで健康な、猫さん・フェレットさんの生活を創ってあげられるのは、飼い主さんだけです。


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