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ねこのひげとしっぽの大切さ。
情報掲載日 2015/09/16
ジャンプが得意で高いところを好み、狭い場所にもスルリと入ることができる。また暗い場所も物ともせずに動き回る動物と言えば、猫である。のんきそうに寝ているかと思えば、素早く起き上がりハンターの顔に様変わりする猫。その生態は知れば知るほど実に魅惑的ではないか。今回はそんな猫の生態を支える大事な器官とその役割をリサーチしてみることにした。

■猫のひげは大切に

猫には鼻の横、目の上、顎の下、頬の4カ所に、ぴんと太いひげが生えている。これらのひげは、『猫の飼い方・しつけ方 青沼陽子監修』(成美堂出版)によると、根元に沢山の神経が通っていると言う。触れるだけでわずかな重さや動きも感知でき、触れなくとも空気の流れすらキャッチできるものなのだ。つまり、猫が暗いところでも平易に動くことができるのは、視覚だけではなくひげの感覚によるところも大きいのだ。

また、嬉しいときには前の方にピンと伸び、機嫌の悪いときには下がり気味になり、怖いときにはピンと張るなど、ひげから猫の感情も読み取ることができる。このようにひげは猫にとって非常に重要なものであるが、折れたり、切れたりした場合はどうなるのだろうか。ひげは再び生えてくるのか。

猫のひげも毛の一種なのでもちろん生え変わる。おおよそ半年ほどの周期で生え変わると言われている。

猫にとっては大事なアンテナであるひげ。生活に欠かせないひげを失うと、方向感覚が鈍り本来の俊敏性をなくしてしまうという。さらには精気までも失い、新しく生えるまではうずくまって動かなくなることさえあるのだ。

■いろいろな働きのある猫のしっぽ

ひげ同様に重要なのはしっぽ。高いところから飛び降りるときはしっぽを高く上げ、飛び上がるときは後肢の方に引き寄せる。また、高いところを歩くときにもしっぽでバランスをとっているのがわかる。

寒いときには身体を丸くしてしっぽで顔を隠すようにして暖まることもある。また、しっぽをふくらませて威嚇したり、しっぽをピンと立ててすり寄って甘え、ひげ同様に感情を浮キ役目も担っている。

猫にとってしっぽが果たす役割は大きいはずであるが、日本で見かける猫には尻尾が短い猫が多い。

日本には特に短いしっぽの猫が多い。海外では、ジャパニーズ・ボブ・テールと呼ばれ人気がある。しっぽの長さは、飼い猫として日常生活している上では、大きな差はないと言われている。

しっぽの長い猫も短い猫もそれぞれに上手く生活しており、問題ないとのこと。だが、しっぽはひげと同様、猫にとって非常に大切なものであることに変わりはない。しっぽに外傷ができると、様々な病気を引き起こしてしまうとのことなので、「あっ、ドアにしっぽ挟んじゃった」や「ごめん、しっぽ踏んじゃったね」ということのないようにしたいものである。


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