雷雨(花火)恐怖症への対策

最近毎日のように岡谷市は雷雨があります。

 雷雨や花火の時に呼吸が速くなり、目もうつろになって半日ぐらいごはんも食べられない犬さんや少ないけれど猫さんもいます。

症状は、隠れる。飼い主にくっつく。下痢や嘔吐。よだれやパットに汗をかく。自傷行動で体の一部をなめ続ける。家具や床、網戸の破壊。などです。半日もこんな行動を止められないと困っている飼い主さんのために

はまず、次のような対策がおすすめです。1)サンダーシャツという静電気予防の洋服をぴったりと着せる。2)音や光をできるだけ遮り、カーテンを締めて、テレビやラジオをつける。3)犬に注目しすぎず、なだめない。

普通に人は人の家事などをする。4)朝の散歩を増やし、夜眠れるように疲れさせる。5)花火や雷の音の入った環境CDなどを小さな音から、春先などから遊んでいるときなどに流す。

 犬が自分から落ち着く場所を選んでそこにじっとしていられるなら、しばらくしてそっとフードを少量おいてみましょう。後に食べられていれば大分落ち着いてきたと考え、言葉をかけすぎないようにしましょう。

それでも心配な症状があれば、カウンセリングを受けに動物病院へ予約してください。十分な身体検査などを行い、不安をとるお薬の処方も可能ですのでご相談ください。写真はサンダーシャツを着ている犬さんです。

行動診療科 佐々木 由枝 

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