高度先端医療に現実を知り、どこまで行うかを考えておくことの重要性。

2020年も終わり、2021年がやってきます。

予防医学と獣医医療の発達、食事の改善、室内飼いの広がりによって、

小動物の寿命はどんどんものすごい速さで伸びでいます。

猫や小型犬は、15歳はあたりまえ、大型犬や中型犬も10歳~12歳は当たり前になっています。

高齢化に伴って起きてくるのが人間と全く同じ現象です。

すなわち、死亡原因一位が「がん」=犬は2頭に1頭が亡くなり、猫は3頭に1頭が亡くなります。

2番目が犬は心臓病=僧房弁閉鎖不全症、猫は慢性腎臓病。

3位は、犬は慢性腎臓病、猫は心臓病=心筋症です。

4位は、「生活習慣病」(糖尿病等を含む)、皮膚病(アトピー性皮膚炎を含む)、血液の病気、免疫の病気〈リューマチを含む)、骨と関節の病気(慢性関節炎・椎間板ヘルニアを含む)、眼の病気(白内障・緑内障を含む)、遺伝性の病気。等々です。 つまり、完全に人間と同じ状況になっているのです。

寄生虫やフィラリアや伝染病で亡くなることは予防さえしていれば100%ありえません。

栄養性の病気もきちんとしたフードを与えていれば100%おこりません。

飼い主と動物病院が、これから大切な家族である犬さんや猫さんと一緒に戦うべき病気は、

人間のそれと全く同じであり、その方法も人間と全く同じレベルに達しているのが現実です。

まずは、この純然たる現実をしっかりと認識してほしいと思います。

 

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